大阪の高石で地価の低いところがある場合、その付近のマンションを狙い購入しようとする人もいます。地価が下がると質の高いマンションでも安く購入することができるからです。そこで大阪の高石にあるマンションを契約する場合、住宅ローンを組んで購入する予定ならば、ローン特約を知っておいた方がいいでしょう。通常、売買契約を結んだ場合、簡単に契約を解除することは出来ません。しかし、ローン特約があれば契約を解除することが可能になります。
具体的にローン特約が適用される場面は、住宅ローンを組んでも審査に通らない場合です。住宅ローンに通ることを前提に大阪の高石にあるマンションを契約したのに、そもそも住宅ローンの審査に通らないならば、マンションを購入することは出来ないでしょう。そこで、例外的にローン特約を利用して売買契約を解除できるようにします。
しかし、このローン特約の効果は絶対ではありません。ローン特約があっても、不動産の売買契約が解除されないこともあるの？と疑問に感じる人もいるかもしれません。一体どのような場合にローン特約が適用されないかと言えば、わざと審査に通らないように虚偽の内容を書き込んだ場合などです。この場合、意図的にやったのでローン特約が適用されません。また、わざと書類の提出を遅らせて審査に通らないようにする場合もこれにあたります。
指定の銀行を定めていない場合もローン特約が適用されません。例えば、自分の会社の給料の指定で振り込み銀行になっている会社に住宅ローンを通したとします。その場合は、金利の点で有利になりますので、ローンを借りる側からしても有利です。ですが、いくら指定銀行とは言え、それが都市銀行などの場合は審査が厳しく、住宅ローンに通るとは限りません。給料の振り込み指定銀行だからといって審査が通りやすいこともないでしょう。この場合、その銀行でローンを借りることができない場合でも、他の銀行にお願いをすれば良いだけです。そのように考えると、ひとつの銀行の審査に落ちたからといって、わざわざローン特約を適用する必要もありません。住宅の売主と住宅の購入希望者の公平の観点から考えれば、むやみにローン特約を適用しないようにするのもやむを得ないことです。