大阪で好立地に住みたいと考えるとどうしても地価が高くなってしまう傾向があります。最高の地域としてランキングでも常に他を圧倒しているのが大阪市の中央区と北区です。一坪あたり600万円以上にも上っているのは全国的にも最高レベルの価格であり、さらに地価がうなぎ上りになっているのも特色となっています。大阪でマイホーム生活を始めるときに確かに立地的に優れている場所ではあり、仕事をするにも生活をするにも適しているという判断をすることは珍しくありません。価格的に何とか住宅ローンで買えなくもないという物件を見つけて背伸びをして獲得したという人もしばしばいます。

ただ、このような最高の地価の場所に住んでしまうと維持費も高くなってしまうことは否めません。土地の固定資産税評価額が高くなるので毎年払わなければならない固定金利をと都市計画税も高額になってしまうからです。それも含めて住宅ローンの返済計画を立てておかないと生計が苦しくなっていき、さらには返済不能という状況に陥るリスクもあります。実際にこのような高額の買い物を背伸びして行ってしまったために返済ができなくなったという家庭も少なくありません。家庭の事情もあって収入が途絶えたり、病気によって大きな出費があったりしたことが原因の場合もあります。そのようなときでも基本的には滞納が続くと、住宅ローンを貸してくれている金融期間に抵当に入っている不動産を回収されてしまい、競売にかけられてローンを強制的に返済させられることになるので注意が必要です。

滞納をする状況に陥ってしまうとわかったときには任意売却により対策を立てることが可能です。住宅ローンが残っている不動産を売る方法「任意売却」を活用すれば、競売にかけられてしまうよりは高く売ることができるのが一般的であり、早めに手を打つのが大切です。大阪で最高の地価を誇っている中央区や北区の場合には地価の上昇が著しいことから、建物があまり古くなっていないのであれば大きな売却益を生み出せる可能性があります。それで十分に住宅ローンを返却することができ、余剰の資金を使って次の住まいを獲得することすらできるようになるとも期待できるので、困ったときには速やかに任意売却を検討するのが肝心です。