大阪で地価の高いエリアを選ぶときの注意点

大阪で不動産選びをするときに地価の高いエリアを選ぶときには注意点があります。極めて高いエリアになると坪単価が一千万円を越えるようになるのが大阪の特徴であり、本当に買えるのかというのは大前提として問題です。不動産投資を考えているのであれば金融機関側が認めればフルローンで購入することもできますが、それだけ返済額が大きくなるので返済計画をしっかりと立てるのが肝心です。概して大阪の地価が高いエリアではオフィスや店舗物件などのビジネス向けの物件や、デザイナーズ物件などの高級志向の人向けの住居が人気になっています。そのトレンドさえ逃さなければ安定して長期的に借りてくれる人を見つけることができ、返済に困らずに済む可能性も十分にあるのは確かです。

フルローンで購入する場合には限らないものの、地価が高いときには購入費用だけでなく諸費用も高くなることは気をつけなければなりません。返済計画は立てられたという場合でも初期にかかる諸費用が払えずに困る場合があります。不動産売却で、手付金や仲介手数料を払うタイミングはいつ?という記事を見てあると少し理解を深めることが可能です。売買契約をする段階で既に手付金を払わなければならず、この時点ではローンの借入は完了していないこともあります。手付金については購入金額の10%から20%程度になることが多く、それを支払う現金すらないということは珍しくありません。予め不動産会社と交渉をしておくと引き下げを行える場合もあり、100万円程度まで下げてくれることもあるので検討しておくのが賢明です。

また、諸費用については不動産投資ローンや住宅ローンではカバーしないのが原則です。金融機関によっては無言で貸してくれる場合もあるのでいくつかの金融機関にあたってみるのは良い対策ですが、それだけ借り入れが大きくなるので返済計画を立てるのが難しくなります。頭金が準備できなかったとしても地価の高さに見合った現金予算を用意しておくことは購入時に欠かせないことです。十分な現金予算の確保ができない場合にはたとえ魅力的な物件が見つかったとしても断念しておいた方が失敗がありません。大阪で地価の高いエリアを選ぶときにはそれに見合った資力が必要になるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です