不動産は、お店に並んでいるような商品と違って同じものが二つとないため、定価がなくて、近隣相場が参考にはなっても、その価格で買いたいという人が現れなければ取引できないため、あえて言うなら、売り手が売りたいといい、買い手が買うといって成約した価格こそがその物件の時価といっても過言ではありません。
そこで、不動産を売るなら少しでも高く売りたいと思うのは誰でも同じです。
大都市・大阪の郊外、熊取の地価も同様に、売り手が決めた金額以上で売れることは絶対にありませんが、売り手が希望する価格で売却できるかは買い手次第です。
そこで、複数の不動産会社に査定してもらえる「一括査定」のメリットとは？何かを考えてみます。
　不動産を売却する場合、不動産会社に買い手募集を依頼するのがスタートですが、価格は売り手が自由に決めることができます。売り手が決めた価格で、買いたいという人がいれば取引が成立するし、時には、買いたいけどもう少し安くしてほしいという値引交渉を受けることもあります。
　あまりにも強気で、希望者が現れないほどの高値でのスタートは、見込み客も表れにくくなってしまいますが、反対に、売り出し価格以上の価格に値段を上げて成約することは絶対にないので、安くし過ぎるのも禁物です。売り出しをしてすぐに買い手が決まってしまうと、価格を安くし過ぎたかもしれないと後悔することにもなりかねません。
　大阪、熊取の不動産売却を考えたら、売り出すときの地価を決めるにあたって、複数の不動産会社の査定を受けると効果的です。
　不動産会社の多くは、成約に至ったときの仲介料を支払う代わりに、査定は無料でサービスしてくれる会社が少なくありません。
　複数の会社の査定結果を比較することで、その土地の本当の価値も見えてきますが、査定を依頼するには、必要な情報として、立地や広さ、間取りなどの物件情報を伝える必要があります。
　複数の会社に一軒ずつ情報を伝えるには、物件情報の登録や連絡の手間だけでも大きな負担になってしまうので、物件情報を一度登録するだけで、複数の会社に依頼できる一括査定制度が有効です。
　大阪のような大都市では、全国展開の大手不動産会社、地元の老舗不動産会社など、様々な特徴がある会社が参加しています。
　不動産会社は、その性格ごとに顧客の性質もさまざまなので、どこが一番高値で売れるかをみきわめることができます。