大阪市中央区は大阪の中でも地価の高さが有名なエリアであり、常に発展を続けている経済区域でもあることから地価の上昇も著しい傾向があります。その中心になっている道頓堀や難波などを除くとトップに位置しているのが北浜エリアです。オフィス街にほど近い位置にあり、金融関連の企業が広く進出していることが特徴であり、必然的に地価も上昇を続けている状況が続いています。平均坪単価が500万円近いエリアは全国的に見ても少ないですが、その一つとなっているのが北浜です。

このような大阪の中でも地価の高いエリアで不動産を売買するときには高額の出費を伴うことになることは否めません。不動産の購入時に価格が高くなることは当然ですが、周辺でかかる諸費用も売買価格に影響を受けることから高くなります。印紙税や不動産取得税、消費税といった税金が高くなるのも問題ですが、仲介手数料も大きくなるのは覚悟する必要がある点です。同じことが言えるのが売却のときであり、売却によって高額の現金を手に入れられる可能性が高い一方で、譲渡所得税が大きくなりやすいことに加えて仲介手数料も同様に発生します。不動産売買の諸費用として大きな割合を占めることが多いのが仲介手数料ですが、特に高額取引の場合にはその傾向が強いので注意しなければなりません。少しでも節約するという意識を持つことが北浜での不動産取引では必須です。

不動産会社に支払う「仲介手数料」の相場はどれくらい？割引もありますか？という話題はよく上がるものです。仲介手数料については法律によって上限額が定められていて、高額取引の場合には簡易計算式によって売買金額の3%に6万円を加えたものとして計算できます。売買金額に直接影響を受けることから大きな出費になることは否めないとわかります。しかし、上限額が定められているだけであり、不動産仲介業者が良いと言えば無料でも構わないというのが事実です。実際に、買い手に対して仲介手数料を無料とする業者もあれば、売り手に対しても仲介手数料無料という対応を取っている業者もあります。仲介手数料は買い手と売り手の両方に請求することができるため、片側が無料になっていたとしても業者には利益があります。高額取引になる業者の利益が相対的に大きいことも考慮してみるともともと無料の業者でなくとも交渉してみる価値があると考えることも可能です。